当店の出雲崎名産「笹だんご」は、1970年代後半より手作りで作り続けている逸品です。良質な米に蓬(よもぎ)の新芽の柔らかな部分のみを摘んだものを使用して、ひとつひとつ手づくりでお団子にしています。
北海道小豆の豊かな香りをそのままに炊いた餡との絶妙なバランスは伝統の味です。
昔ながらの製法で作る笹だんごだからこそ、もちもちとした食感となんとも言えない香りが活きています。
笹だんごは新潟県の名産品として全国の皆様に長く親しんでいただいております。
当店では、「良い材料」にこだわり続けているのはもちろですが、もちもちした食感や、長く親しんで頂いている味を維持し続けることと同時に、時代とともに変化する「味覚」への挑戦も続けています。
味や、食感を決めるのは材料や製法だけではなく、最後の拠り所はやはり「作り手の勘」。
決して簡単なことではございませんが、常に試行錯誤を繰り返しながらお客様のご要望にお応えすべく、日々研究を続けています。
材料と製法へのこだわり
笹だんごは天然の材料をふんだんに使った自然食品です。
当店の笹だんごは天然よもぎを使用しています。
通常、笹だんごといえば「つぶあん」が主流ですが、当店ではあえて「こしあん」を使用しています。
あんこの材料はもちろん最高級、仕込み水もアルカリイオン水を使用するこだわりを持っています。
製法については日々の製造工程の中で、温度、湿度などの気象条件、
材料の状態に応じたきめ細やかな調整を行います。同じ材料、同じ製法でも、
様々な条件によって出来上がった笹だんごは味や食感は異なるものです。
「昔食べた懐かしの笹だんご」を作り続けること、それに固執せず、
微妙な配合調整を行いながら今、お客様が「食べたい」「また食べたい」と
思って頂ける笹だんごへと進化させていくこともこだわりのひとつです。
材料にこだわり、製法にこだわることは、おいしい笹だんごを食べて頂ける
だけではなく、お客様が健康でいられるためのお手伝いが出来るのではないかと考えます。
笹だんごのおいしい食べ方
当店出雲崎名産「笹だんご」をご用命いただき誠にありがとうございます。
製造出荷して翌日、翌々日が、柔らかい状態でおいしく
お召し上がりになれます。
硬くなりましたら、1個づつラップにくるんで、電子レンジで
軽く温めてください。
笹のむき方
バナナのように笹を細かく裂いて、だんごの耳の部分に指をあてながら笹をむいてください。
俵を転がすように、横から笹をゆっくりと一枚一枚はがしてください。
冷蔵庫で2~3時間冷やしておくと、生地がしまって笹がむきやすくなります。